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unreachable_from_main

実行可能ライブラリ内の到達不能なトップレベルメンバー。

このルールは Dart 2.19 以降で使用可能です。

このルールには、クイックフィックスが用意されています。

詳細

#

実行可能ライブラリで宣言されたメンバーは、そのライブラリ内で直接使用する必要があります。実行可能ライブラリとは、トップレベルの `main` 関数を含むか、`@pragma('vm:entry-point')` で注釈されたトップレベル関数を含むライブラリです。実行可能ライブラリは通常インポートされず、未使用のメンバーを定義することは避けるべきです。

このルールは、実行可能ライブラリが、その `main` 関数を実行するため以外には、他のライブラリによってインポートされないことを前提としています。

悪い例

dart
main() {}
void f() {}

良い例

dart
main() {
  f();
}
void f() {}

使い方

#

`unreachable_from_main` ルールを有効にするには、`analysis_options.yaml` ファイルの **linter > rules** に `unreachable_from_main` を追加します。

analysis_options.yaml
yaml
linter:
  rules:
    - unreachable_from_main