dart pub deps
Deps は、pub ツールのコマンドの1つです。
$ dart pub deps [--style=<style>] [--[no-]dev] [--executables]このコマンドは、パッケージの依存関係グラフを表示します。グラフには、パッケージが使用する直接依存関係 (pubspec で指定されているもの) と、直接依存関係によって取り込まれる推移的依存関係の両方が含まれます。
依存関係情報は、デフォルトではツリー形式で表示されます。
たとえば、markdown_converter サンプルの pubspec は次の依存関係を指定しています。
yaml
dependencies:
barback: ^0.15.2
markdown: ^0.7.2markdown_converter の dart pub deps の出力例を以下に示します。
dart pub deps
markdown_converter 0.0.0
|-- barback 0.15.2+6
| |-- collection 1.1.2
| |-- path 1.3.6
| |-- pool 1.1.0
| | '-- stack_trace...
| |-- source_span 1.2.0
| | '-- path...
| '-- stack_trace 1.4.2
| '-- path...
'-- markdown 0.7.2オプション
#すべての pub コマンドに適用されるオプションについては、グローバルオプション を参照してください。
--style=<スタイル> または -s <スタイル>
#指定されたスタイルが出力形式を決定します。
tree- 依存関係情報をツリー形式で表示します。これがデフォルトの形式です。
list- 依存関係情報をリスト形式で表示します。
compact- 依存関係情報をコンパクトなリスト形式で表示します。
--[no-]dev
#デフォルトでは、開発依存関係を含むすべての依存関係が表示されます (--dev)。開発依存関係を除外するには、--no-dev を使用します。
--executables
#利用可能なすべての実行可能ファイルを表示します。
--json
#JSON 形式で出力を生成します。
ワークスペース内
#Pub ワークスペースでは、dart pub deps はワークスペース内のすべてのパッケージの依存関係を、一度に1つのワークスペースパッケージごとに一覧表示します。