avoid_returning_null_for_void

voidに対してnullを返すのを避けてください。

このルールはDart 2.1から利用可能です。

ルールセット：推奨、Flutter

このルールにはクイックフィックスが用意されています。

避けるべき voidに対してnullを返すこと。

多くの言語で、戻り値の型がvoidであることは、関数が何も返さないことを示すために使用されます。Dartでは、戻り値の型がvoidの関数でnullを返すことができますが、値を指定せずにreturn;を使用することもできます。一貫性のある方法として、nullを返さず、空のreturnのみを使用する必要があります。

悪い例

void f1() {
  return null;
}
Future<void> f2() async {
  return null;
}

良い例

void f1() {
  return;
}
Future<void> f2() async {
  return;
}

avoid_returning_null_for_voidルールを有効にするには、analysis_options.yamlファイルのlinter > rulesセクションにavoid_returning_null_for_voidを追加します。

linter:
  rules:
    - avoid_returning_null_for_void

特に明記されていない限り、このサイトのドキュメントはDart 3.5.3を反映しています。最終更新日：2024年7月3日。 ソースを表示 または 問題を報告する。