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use_super_parameters

可能な場合は、スーパーイニシャライザー パラメータを使用します。

このルールは現在実験的であり、Dart 2.17 から利用可能です。

ルールセット: 推奨flutter

このルールには、クイックフィックスが利用可能です。

詳細

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スーパークラスのコンストラクターにパラメータを転送する以外は何もしない「転送コンストラクター」は、スーパークラスのコンストラクターにパラメータを渡す際にパラメータの名前を繰り返すのではなく、スーパーイニシャライザー パラメータを利用する必要があります。これにより、コードがより簡潔になり、読みやすく、保守しやすくなります。

可能であればスーパーイニシャライザー パラメータを使用します。

悪い例

dart
class A {
  A({int? x, int? y});
}
class B extends A {
  B({int? x, int? y}) : super(x: x, y: y);
}

良い例

dart
class A {
  A({int? x, int? y});
}
class B extends A {
  B({super.x, super.y});
}

使い方

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use_super_parameters ルールを有効にするには、analysis_options.yaml ファイルの linter > rules の下に use_super_parameters を追加します

analysis_options.yaml
yaml
linter:
  rules:
    - use_super_parameters