use_build_context_synchronously

非同期ギャップを越えてBuildContextを使用しないでください。

このルールは Dart 2.13 以降で利用可能です。

ルールセット: flutter

非同期ギャップを越えてBuildContextを使用しないでください。

後で使用するためにBuildContextを保存すると、診断が難しいクラッシュにつながる可能性があります。非同期ギャップは暗黙的にBuildContextを保存しており、コードを作成する際に見落としやすいものです。

BuildContextが使用される場合、BuildContextへのアクセス方法に応じて、非同期ギャップ後にmountedプロパティを確認する必要があります。

• Stateのcontextプロパティを使用する場合、Stateのmountedプロパティを確認する必要があります。
• その他のBuildContextインスタンス（ローカル変数や関数引数など）の場合、BuildContextのmountedプロパティを確認する必要があります。

悪い例

void onButtonTapped(BuildContext context) async {
  await Future.delayed(const Duration(seconds: 1));
  Navigator.of(context).pop();
}

良い例

void onButtonTapped(BuildContext context) {
  Navigator.of(context).pop();
}

良い例

void onButtonTapped(BuildContext context) async {
  await Future.delayed(const Duration(seconds: 1));

  if (!context.mounted) return;
  Navigator.of(context).pop();
}

良い例

abstract class MyState extends State<MyWidget> {
  void foo() async {
    await Future.delayed(const Duration(seconds: 1));
    if (!mounted) return; // Checks `this.mounted`, not `context.mounted`.
    Navigator.of(context).pop();
  }
}

use_build_context_synchronouslyルールを有効にするには、analysis_options.yamlファイルのlinter > rulesの下にuse_build_context_synchronouslyを追加します。

linter:
  rules:
    - use_build_context_synchronously

特に明記されていない限り、このサイトのドキュメントは Dart 3.5.3 を反映しています。ページ最終更新日: 2024-07-03。 ソースを表示または問題を報告する。